史上最年少の9歳4ヶ月で現在小学3年生の藤田怜央君が囲碁のプロ棋士初段になると関西棋院が発表しました。
2019年に日本棋院の英才特別採用で棋士になった仲邑菫(現在13歳)二段の10歳0カ月を更新します。
藤田君は日本棋院とは別団体の関西棋院が今年、新設した英才特別採用試験を受験し、初の合格者となりました。
藤田怜央くんとはどんな子?
藤田怜央くんは2013年4月15日生まれ、大阪出身の小学校3年生です。
家族は両親とお兄さんの4人家族です。
1歳半の頃、大阪の地下鉄の駅を順番に何も見ずに言えるようになり周囲ををびっくりさせたそうです。
1歳半で覚えて話せるなんて驚きですよね。
囲碁を始めたきっかけは?
囲碁を始めたのは4歳で大阪市内の碁会所に週6回通い腕を磨いてきました。
囲碁を始めたきっかけはオセロです。
4歳6カ月ぐらいからオセロに興味を持ち、夢中になっていたので、お父さんがオセロ教室を探しました。
しかし、オセロ教室は見つかりませんでした。
オセロ教室はありませんでしたが、オセロと囲碁の形が似ているので、4歳10カ月のとき、お父さんの会社の近くにある囲碁サロンに連れていったそうです。
入門10カ月、幼稚園年中の5歳のときにはアマ初段になりました。
小学1年生で、日本棋院でプロ候補生の「院生」となり、ますます磨きをかけて今にいたります。
今後の目標について
大阪市内で会見した怜央くんが語る今後の目標は「第一人者の井山裕太4冠のようになること」だそうです。
史上最年少でプロ棋士とはすごいことですよね!
怜央君の父親はどんな人?
父親の陽彦(はるひこ)さんの職業は理学療法士です。
オセロに夢中な子供のために、オセロ教室を探してくれる子煩悩な父親像が伺えます。
オセロ教室はなかったので、普通ならここで終わりそうですが、オセロと囲碁の形が似ているので、囲碁教室に怜央君を連れて行く頭の柔らかさと行動力もあります。
形が似ている、会社のそばにあるからと連れて行ったお父さんの行動力も素晴らしいですよね。
行動力もあるお父さんの元、怜央君の今後の活躍がますます楽しみです。
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